クラブ 青い旗

まぁ、いらっしゃいませ。このクラブにお越しくださるなんて、あらホモぉ〜、アンタ?そういうアタシもホモだけどさ。おホホホ^^  ま、せっかく来てくれたんだからたっぷり遊んでって下さいまし!

腐ってもNHK

  1. 2006.
  2. 11.
  3. 12
  4. (Sun)
  5. 13:17
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 ここ数年の不祥事問題で、すっかり信頼感を喪失した感のあるNHK。受信料未払いの件もなかなか解決できず、名誉挽回を狙っていろいろキャンペーンを展開してるようだけど、一度損なわれたイメージはそう簡単に修復できるものじゃないわよねぇ。

 どんな状況であれ、TV局としては毎日の番組を穴を開けずに制作していかなくちゃいけないわけで。でもその点では腐ってもNHK。やっぱ底力あるわ!昨日見た2本の番組、とってもいいものだったので紹介するわね。

 まず1つめは、毎週土曜日21:00から総合で放映中のドラマ「ウォーカーズ 迷子の大人たち」。四国の遍路道を舞台にしたドラマなんだけど、とにかくキャストがツボを得てるのよ。HNKならでの顔あわせだと思ったわ。

 主人公は江口洋介、その両親に市川左團次と加藤登紀子。ほかにも原田芳雄、三浦友和、風吹ジュン、鷲尾真知子、森本レオ、戸田菜穂、ベッキー・・・決して「まぁ、ゴージャス!」ってわけじゃないけど、みなさん名実揃ったいい役者さんばかり。名前だけが先行したド派手なチャラチャラしたキャスティングでヘタな芝居延々と見せられるよりよっぽどいいわ。江口と原田芳雄の掛け合いなんてほんとおもしろかったわ。作りも丁寧だし、安心してドラマに身をゆだねることができるわね。今後の展開が楽しみだわ。

 そしてもうひとつが、続けて22:00から教育でやってたETV特集「蘇える松田優作」。アタシは別に優作ファンってわけじゃないから、ただ何となくチャンネル合わせただけだったんだけど、これがまたよかったの。録画しなかったの後悔したほどだわ。

 優作のコアなファンだというリリー・フランキーが案内役。彼の松田優作に関するコメントがまた良くて、ファンというものの愛の深さを見た思いね。感性で松田優作という俳優の本質を見事に掴んでいると思うわ。その他奥さんの松田美由紀や、やはりファンだという大槻ケンヂ、縁のある脚本家、キャメラマン、バーテンダーなんかも出てきたけど、生活を共にした松田美由紀のコメントはやっぱり興味深いものだったわ。この番組で松田優作に大いに興味を持ったんだけど、その辺の詳細はまた今度書かせていただくとして。

 最も唸らされたのは’荒神’のアニメーションね。’荒神’は松田優作が生前に自身の主演で映画化を希望して実現しなかったもの。人間の狂気をテーマにした作品らしいんだけど、このETV特集ではそのシーンのいくつかをご丁寧にもアニメ作品として作って見せてくれたの。モノクロの影絵のような風情のあるアニメーションで、脚本の良さもあるんでしょうけど全部見せてほしいって思ったほど素晴らしい出来だったの。

 NHKも付け焼刃みたいなワケわかんないイメージアップキャンペーンを小出しにするんじゃなくて、こうやって堅実な番組作りを地道にやってりゃいいのよ。一度失われてしまった信頼なんて、一晩や二晩で早急に回復できるものじゃないんだから。何年かかろうとも、ひとつひとつの作品をこうやって丁寧に作り上げて行くことで視聴者の期待に応えていく。残された道はそれしかないとアタシは思うけどね。ってアタシ何様?^^;

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