クラブ 青い旗

まぁ、いらっしゃいませ。このクラブにお越しくださるなんて、あらホモぉ〜、アンタ?そういうアタシもホモだけどさ。おホホホ^^  ま、せっかく来てくれたんだからたっぷり遊んでって下さいまし!

昭和のオカマの子守唄

  1. 2006.
  2. 11.
  3. 11
  4. (Sat)
  5. 01:42
 肌寒い秋の夜長。
 また今夜も一人寝だわ・・・
 何やら人恋しいこんな夜、BGMはちあきなおみを掛けてます。
 
 ちあきなおみ、大っ好きなの。少しハスキーな声に演劇的ともいえる歌唱。この人の唄を聞いてると、歌詞のシチュエーションが目に浮かんでくるよう。やはりドラマティックな唄の世界が似合うようで、アニマルズの’朝日のあたる家’に日本語の歌詞をつけた’朝日楼’なんて最高!理由あって女郎屋に売られた姉が、妹に「こんなになっちゃぁおしまいだよ」と悲鳴のように歌い上げる世界。誰にも真似はできないわ。
 
 夏になれば必ず耳にする’さとうきび畑’。美しい声で悲劇のヒロインのように歌う森山良子バージョンが有名で、それはそれで素敵なんだけど、アタシ的には淡々とさり気なく、しかし重みのある声で歌うなおみバージョンが心に沁みるわねぇ。「戦争だもの、仕方がないわねぇ〜、庶民には何もできないものねぇ〜」と言いつつも、胸の奥底の深い深い悲しみが垣間見えてくるようで。静かだけどとてつもなく激しい怒りとでもいうのかしら。

 その他のお気に入り。

 BS特番で、常人には真似できないとんでもない魅力を再認識させられた越路吹雪様。美声、登場するだけで人々の目をくぎ付けにする圧倒的なカリスマ性、そしてパフォーマンス。脱帽だわ。

 しゃがれた声で女の悦びを歌い上げる青江三奈にもしびれるし、大御所になる前、クルリンパーマにつけまつげバッチリのころのアッコゴッド姐ちゃんの荒削りで原石の輝きのような歌声もカッコいい。女の不幸を一心に背負った明菜、不幸だけれどそれを跳ね返すような強さを持った中島みゆきザ・ピーナッツ、双子ならではの一糸乱れぬデュオの美しさ。そして美空ひばり・・・

 リストは果てしなく続きそうだけど、ここでふと気付いたこと。みんなそれぞれの個性で独自の強烈な世界を築きあげていたけれど、共通点があるよう。
 
 まず、好き嫌いは別にして誰が聞いてもうまい!と思わせる芸があるわね。
 
 ゲイじゃないのよ、芸よっ

 そして、みんな昭和に活躍した人。 思い返せば、アタシのお気に入りはほとんどが昭和のエンターテイナーなの。
  
 昭和という時代に愛された彼女たち。一見すると華やかだけど、みんな何かしらある種の重さみたいなものを抱えていたような気がするわ。隠しても隠し切れない心の奥底の悲しみのような・・・言葉にどう置き換えていいのかわからないけれど、それは昭和が抱えていた時代の重さとでもいうのかしら。今のアーティストたちがどんなに悲しい世界を歌っても、どこかしら突き抜けた気楽さや明るさを感じさせるのとは正反対の性質だったように思うわね。 
 
 平成という時代に乗り遅れたと思ってる昭和のオカマがここに一人・・・彼女たちの唄を友に、これからも一人で生きてくわ。

 って、そんな寂し過ぎる人生、

イヤよ絶対!!
 
 なおみのとっても素敵な画像を見つけたんであげておくわ

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