クラブ 青い旗
まぁ、いらっしゃいませ。このクラブにお越しくださるなんて、あらホモぉ〜、アンタ?そういうアタシもホモだけどさ。おホホホ^^ ま、せっかく来てくれたんだからたっぷり遊んでって下さいまし!
小川真由美〜アタシ的女優史・邦画編1〜
- 2006.
- 11.
- 11
- (Sat)
- 16:48

女優。
なんと魅惑に満ちた響きを持つ言葉なんでしょう!
華やかなスポットライトを一人占めにし、あまたの人々の視線によってそのオーラはさらに妖しい輝きを増して・・・あぁ、今度生まれ変わったら、アタシは女優になりたいわ!!
アタシが生まれて始めて好きになった女優、名前を意識的に覚えて追いかけはじめたその人の名は
小川真由美。
きっかけは確かNHKだったと思うんだけど’海辺のマリア’ってドラマ。真由美は当時できたばっかりのポートピアに住む蒸発妻の役。「あら、○○さんの奥さんじゃなぁい?」って誰かにばれそうになって、真由美が凄い勢いで逃げまくってたシーンをなんとなく覚えてるわ。場末のキャバレーかどっかで大衆演劇の役者をして生計を立ててるんだけど、そのお芝居のシーンで一緒に見ていた父が突然大声で笑い出したの。
「小川真由美はおもしろいなぁ!」
おもしろい。
今振り返ると父のこの言葉、小川真由美という女優の本質をピタリと言い当てていたような気がするわ。
女優に対して「綺麗」でもなく「うまい」でもなく
おもしろい。
いいえ、小川真由美は決してヘタな女優じゃないのよ。むしろ高度な演技力を持つ女優だわ。ただその演技力は、なんて言ったらいいのかしらねぇ。直球のうまさじゃないのよ。演技の玉手箱とでも表現したらいいのかしら?しばしば予測のつかない芝居で楽しませてくれるの。そして彼女はもちろん真剣に演技してるんだけど、なんとなくおかしいのよ。どんなに悲しい場面でも、切迫した状況でも、彼女がみせる変化球の芝居は、えもいわれぬおもしろみをかもし出して強烈なインパクトを残すの。彼女の演技をみた後は、その独特のセリフ廻しや表情を真似してみたくなるほどよ。かと言って、浮きまくってそのシーンをぶち壊してしまうわけでもなく。たいした役者だわ・・・
その頃アタシは小学生。演技がどうとかそんなこともちろん分かってなかったと思うけど、すでにオカマだったアタシはゲイの本能でそれを嗅ぎつけてしまったのね、きっと・・・だって、普通のガキなら清純派の吉永小百合や、当時若くて人気のあった夏目雅子のような美しい女優たちに興味を持ちそうなものだもの。
それからは真由美の名前を新聞のテレビ欄で見つけるたびに必ず追いかけたわ。その頃は2時間ドラマ全盛期で、幸いにもよく出てくれてたし。母が買う女性週刊誌にも真由美の記事があれば夢中で読んで。元パートナーの橋爪功と共演したNHKのラジオドラマまで録音して、何度も何度も聞いたわよ。
中でもアタシ的に一番のヒットだったのは、NHK大河ドラマ’武田信玄’で演じた八重ね。信玄の妻を演じた紺野美沙子に仕える乳母の役。うす〜いまん丸眉に「○○しゃっしゃりませぇ〜」みたいな公家ことばを駆使して、「あの田舎侍なぞ」とあれこれ策略するその姿は圧巻だったわ。
映画を見始めるようになってからは、真由美が出演してる作品ももちろんたくさん見たわ。初期の’陸軍中野学校’、代表作と言われる’復讐するは我にあり’、化け物になっちまう’八つ墓村’、貞操帯付けて熱演の’さらば箱舟’・・・もともとは舞台出身の人だけど、映画でもいい仕事いっぱいしてるのよ。特に’鬼畜’は凄かったわ。出番は少な〜いのよ。2時間程の上映時間の中で冒頭から登場して10分ばかりかしら。
本妻=岩下志麻
亭主=緒形拳
愛人=小川真由美
とにかく志麻VS真由美のバトルの凄まじさと言ったら!罵り合う二人のド迫力!!本当はもっと長いシーンなのに、ショック死する観客を懸念した監督が大幅にカットしたんじゃないかしらって疑ってしまうほどだわ。まぁ、とにかく見てごらんなさいましな!特にア〜タがオカマならね。こんなにカマ心くすぐるシーンなんて滅多に見られるもんじゃないからさ!!
真由美も今では67歳。演じる役が少ないからか、本人の事情なのか、最近は映画でもテレビでもご無沙汰・・・舞台にはたまに出てるみたいだけど。寂しいわねぇ・・・。思えば彼女のような女優をお茶の間で気軽に見られたあの頃って、ほんとに贅沢な時代だったと思うわ。真由美なら、今のドラマに出ても画面をピシッと引き締めてくれるスパイスになってくれると思うんだけどねぇ・・・
下の写真は土曜ワイド劇場「江戸川乱歩シリーズ(8) 悪魔のような美女」で黒蜥蜴を演じる真由美。パックだけで若い女に変装した気になってる、ちょっとおまぬけな真由美よ!クリックしたら大きく見られるわよぉ〜^0^/

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エレガントな2ショット
- 2006.
- 11.
- 09
- (Thu)
- 00:34

5月ごろだったかしら?イギリスの'New Woman'という女性雑誌で「史上最高の美女トップ100」という読者アンケートが行われてたの。
その結果、見事1位に輝いたのがオードリー・ヘプバーン。そして2位はグレース・ケリー。
二人とも生まれは1929年(グレースは1928年説も)。デビュー時期、ブレイクした頃もほぼ一緒。1953年度のアカデミー賞ではオードリーが「ローマの休日」で主演女優賞受賞。グレースは「モガンボ」で助演女優賞にノミネート。翌年はグレースが「喝采」で主演女優賞。オードリーは「麗しのサブリナ」で同じカテゴリーでノミネートされてたの。
優雅、気品、洗練、スレンダー、シック・・・同じ時代に生きて共通点の多かった二人。容姿だけでなく、二人ともちょっとした仕草もそれはそれは素晴らしく美しいのよ。役柄も似たような感じで、やはり上品な恋愛ものが多く、相手役は素敵なおじ様俳優。嫌味のないコメディセンスも持ち合わせている二人でした。
あえて相違点を挙げるなら、オードリーは個性派の美女。「昼下りの情事」で「やせ過ぎてるし、耳が突き出ているし、首は長すぎるし・・・」とコンプレックスを数え上げて嘆いていたオードリーだけど、お相手のゲーリー・クーパーの言葉を借りれば、それらが独特な調和をかもし出して多くの人々を魅了したのでした。対するグレース、非の打ち所のない正統派の美女。真似をするにはちょっと手の届かない存在ね。海野弘さんだったっけ、こんな素敵な対比もあったわ。
「王宮から出てきたオードリーと、王宮に去って行ったグレース。」
オードリーのインタビューや伝記の中で、彼女がグレースについて語ったコメントは読んだことがないわねぇ。グレースに関しても同じく。同時代に似通ったロールタイプで一世を風靡し、半世紀を得た今でも圧倒的な支持を受けるこの二人。お互いのことをどう思っていたのかしら?
グレースの復帰作として、オードリーと「愛と喝采の日々」で共演という話もあったみたい。シャーリー・マクレーンとアン・バンクロフトが殴り合うシーンも生々しいこの作品。二人のミューズで実現していたならば、映画史上最高にエレガントな作品になっていたのでしょうか?
見果てぬ夢の共演へのつきせぬ思い・・・せめて珍しいツーショットを見ることで満たしましょ。
写真はアカデミー賞授賞式で出番を待つ二人。
ちなみに、'New Woman'の神をも恐れぬアンケートの3位以下のベスト10を。
3位シンディ・クロフォード
4位ソフィア・ローレン
5位マリリン・モンロー
6位アンジェリーナ・ジョリー
7位キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
8位ダイアナ妃
9位ハル・ベリー
10位スカーレット・ヨハンソン
ア〜タにとって、史上最高の美女はどなた?^^
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